2015年2月9日月曜日

クンオップウンセン


エビの春雨蒸しといえばいいのでしょうか?!
本場バンコクでこれのカニバージョンを食べてとても気に入り、
ぜひ自宅で作ってみたいと思ってました!!

濃い口しょうゆ(シーイウダム)のタレとエビの風味をしっかり吸い込んだ
春雨が絶品!!ご飯にのせて食べてもいいんじゃないでしょうか?

味の決め手のシーイウダム


しかも、材料を鍋に放り込んであとは蒸すだけという手軽さもいい!!

■クンオップウンセン
[材料]
有頭エビ 8尾
春雨 50g
干しシイタケ 2,3コ
青ネギ 1本
ブタの脂(ラード) 数かたまり
ニンニク 1カケ
ショウガ 1カケ
コショウの実 適量
パクチー 2束
バター 1カケ
鶏ガラスープ 2カップ
シーイウダム 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
シーズニングソース 大さじ1
砂糖 少々
ごま油 大さじ1

[プロトコル]
↓春雨は水に5分ほどひたしておく
↓土鍋(今回私はホーロー鍋でやりました)に
 ブタの脂を並べ

↓エビ(頭、殻つきのまま)、パクチーの根を並べ

↓みじん切りにしたニンニク、ショウガを加え、コショウも加える
 湯で戻した干しシイタケもスライスし加える
↓そこに水で戻した春雨を加え
↓バターをのせ、鶏ガラスープ~ごま油までの調味料を加える



↓ふたをして、弱火で蒸す。沸騰後、5分ほど蒸したら、中身をかき混ぜて、なじませる
 4cm程度に切った青ネギとパクチーの葉の方も加えて、さらに蒸したら完成。




シーイウダムは濃口醤油といわれますが、
実際は蜜のように甘い味なので、
色は濃いですが、味はマイルドです!!

パクチー、しょうが、ニンニク、コショウなどの香りが蒸すことで立って食欲そそります。
なかなか文字で味をたとえにくいのが、もどかしいですが、とにかくオイシイ!!
これはなかなか食べたことのない味だと思います。
これはヘビーローテーション入りしそうです!!

2015年1月4日日曜日

パッキーマオ



タイの激辛焼きそばのパッキーマオ!
タイほど辛くすると食べられなさそうなので、
辛さ控えめにアレンジして作ってみました。

これはプリッキーヌというタイのトウガラシ(小さいけれどとても辛い)を使うのがポイント!
食べるときはうまく避けないとしばらくしゃべれなくなります(笑)

見た目はパットシーイウっぽい感じなんだけど、
バジルも入っていて、風味は全然違います!

■パッキーマオ
[材料]
セイヤイ(太い米粉麺) 1玉
エビ 2尾
卵 一つ
豚ひき肉 40g
もやし 一掴み
ニラ 半束
にんにく 1カケ
プリッキーヌ 10gくらい?(辛くしたければたくさん)
プリックタイオーン(生コショウ) 少量(辛くしたければたくさん)
バジル 一掴み
シーイウダム 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
シーズニングソース 中さじ1
ナンプラー 小さじ1
砂糖 小さじ1

[プロトコル]
↓センヤイは水かぬるま湯に30min程度つけて戻しておく

↓卵は先に煎り卵にして取り出しておく

↓鍋に油を引き、みじん切りのニンニクとプリッキーヌ半分ほどをいれて香りだす
↓ひき肉とエビを炒める
ひき肉とエビを炒める
↓戻しておいたセンヤイを入れ、シーイウダムから砂糖までの調味料を入れる
麺を入れ、味をつける
↓ニラ、もやし、バジル、プリッキーヌ、プリックタイオーン、煎り卵を入れ、なじませたら、完成
残りの具材も投入して完成


プリッキーヌは少量でも、タイ独特の辛い風味が出ます。
普通のトウガラシとは違う感じになります。
バジルのすぅーっとした風味もマッチしていて、おいしいです。

自分の中でタイの麺料理レパートリーが増えてきて、
とても面白い!気分に合わせていろんな麺が作れて楽しいです!


トードマンクン(エビのすり身揚げ)



ずいぶん更新を怠っていました。
年末年始で時間ができたので久々にタイ料理の新しいメニューに挑戦です!!

タイ料理屋なんかに行くと、よいビールのお供になる、トードマンクン!
エビを一からすり身にするのは手間ですが、自分で好きなハーブを入れて
味を調整できるのは家庭で作る魅力!!

■トードマンクン
[材料]
むきエビ 300g
ニンニク 1-2カケ
レモングラス 1/2本
パクチー 1本
卵白 1個分
シーズニングソース 小さじ1
塩コショウ 適量
パン粉 適量

[プロトコル]
↓エビのすり身を作る。フードプロセッサーで潰してもよいし、
 まな板で叩いてもよいです!我が家は先日ようやくフードプロセッサーを
 買ったので、作業効率が格段にあがりました(笑
エビをたたく
↓ここにみじん切りにした、ニンニク、レモングラス、パクチーを加えてさらにたたく
↓塩コショウ、シーズニングソース、卵白を加えてさらに混ぜる
↓エビのすり身が完成、あとは一つ一つ形を整える。
 厚さは1cmくらい、直径5-7cmくらい
↓最後にパン粉をまぶして、きつね色になるまで揚げたら完成
パン粉をつけて


きつね色まで揚げる



包丁でたたく場合は、身に粘り気が出るまでがんばって
叩かないとうまく形が作れず崩壊しますので、注意。

でも基本的に味は絶対失敗しません。
おいしくできます。

また、作るのは手間ですが、たくさんすり身を作っておいて、
パン粉つけた状態で冷凍保管しておけば、
あとは取り出して揚げるだけなので、楽できます!

ぜひやってみて!



2014年8月6日水曜日

パッタイ ver. 2.0(改良版)



タイの焼きそば パッタイ!!
すでにここでも紹介していましたが、
より上手に作れる方法を編み出しましたっ!!

今までだと、どうも麺がちぎれやすかったり、
卵がふっくら仕上がらなかったり、
もう少し味に深みがほしいなと思っていたので、
大幅に作り方を変えて、バージョンアップです。

ちなみに過去のパッタイレシピはこちら。
新旧比較してみてください。

あと、普通パッタイはセンレック(細麺)で作るのが一般的ですが、
私はセンヤイ(幅太麺)でつくるのが好きなので、
センヤイを採用。


あと、今回初めて動画をとってみました!
でも見切れててあまりどんな作業しているかわからないかもです。
レシピ読みながら参考にしていただければ(笑
(でもコレわざわざ見る人ってどんだけマニアックなんだろ?w)

そして我が家のキッチン汚れてるなと恥ずかしくなりましたが、気になさらず(汗

■パッタイ
[材料]
センヤイ 200gくらい(戻した後で)
ニンニク 1カケ
とうがらし 1本
エビ 数尾
ブタバラ 数枚
油揚げ あってもなくてもよし
ニラ 数束
もやし 一掴み
溶き卵 2個分
干しエビ スプーン1杯ほど
くだいたピーナッツ スプーン1杯ほど
パクチー お好みで
ライム お好みで
パッタイソース 大さじ4
ナンプラー 大さじ3
酢 大さじ3
ライム汁 大さじ1
砂糖 大さじ3
鶏ガラスープ 50-100cc
オイスターソース 中さじ1
ナンプリックパオ 中さじ1

[プロトコル]
↓麺はぬるま湯に30分程度つけて戻す。
 *ゆでると柔らかくなりすぎて、コシがなくなり切れやすくなる。
 *この時点では多少硬くて芯が残っていてOK!

↓熱した鍋に溶き卵をいれ、オムレツ状にして、取り出しておく

↓鍋でみじん切りにしたニンニクととうがらしを炒め、香りだす。
↓背中を開いたエビと一口サイズに切った豚バラを炒める。
 こちらも火が通ったら取り出しておく。

↓熱した鍋に麺をいれ、鶏ガラスープを加える。
 *鶏ガラスープで少し硬い麺を戻しながら炒めていく感じ

↓パッタイソース、ナンプラー、酢、ライム汁、砂糖、オイスターソース、ナンプリックパオを
 加えてなじませる。

↓もやし、ニラと、取り出してあった卵、エビ、豚を加え、炒める
↓干しエビ、くだいたピーナッツを振りかければ完成

↓お好みでパクチーとライムを添えて。



タイ本場の作り方見ていると、具を先に炒めて、取り出したりはしていないのですが、
家の小さい中華鍋では具と麺が一緒になると、なかなか炒めにくいので、
具は別で炒める方法にしました。

また、麺は戻すとき、固めにしておくことで、炒めている間、切れてしまうのが防げました。

味つけは、オイスターソースとナンプリックパオを
少し加えたことで、かなり深みが出たと思います!!


今まで、パッタイづくりで不満だった点が解消できて、
かなり満足です(笑)
動画の感想もお待ちしております。
(これからは動画付ありですかね?!)



2014年8月2日土曜日

回鍋蛋



いつもながら、中華食材の買い出しに中華街を歩いていると
オイスターソースの李錦記さんから新しいレシピが配布されていて、
思わずとってきてしまいました!

その中のメニューで、ゆで卵を使ったおもしろいモノを見つけたので、
チャレンジ!!

その名も”回鍋蛋”
えーっと、読み方がわからない(笑)

ただ、意味的には卵を二回鍋で焼くなり炒めるなり・・・
ということなんだろうな~と。

煎り卵がはいる炒め物はよくあるけど、
ゆで卵を使う炒め物って珍しいですよね?!

■回鍋蛋
[材料]
ゆで卵 4コ
パプリカ 2コ
たまねぎ 1/2コ

●ゆで卵の下味
醤油 少々
シーズニングソース 少々
酒 少々
紹興酒 少々

小麦粉 適量

●炒める際の調味料
醤油 大さじ2
老抽 小さじ1
チキンパウダー 小さじ1
紹興酒 小さじ2
砂糖 小さじ1
コショウ 少々
水溶き片栗粉

ゴマ油
パクチー 適量

[プロトコル]
↓ゆで卵を調味料で下味をつける。数時間程度つけておくと、味がよく浸みる
味付け卵
↓卵を1cm幅で輪切りにし、小麦粉をまぶす
輪切りにして、小麦粉まぶす
↓多めの油で焼く、もしくは揚げる
揚げる
↓野菜も一口サイズに切り、油通し
↓熱した鍋に卵と野菜を入れ、調味料を加え、さっと炒める
さっと炒める
↓最後にごま油を回しいれ、パクチーを添えて完成


卵にしっかり味が染みていて、とてもおいしい!
お肉はないのに、野菜と卵だけでかなり食べ応えある炒め物に
なるというのが不思議!



ちなみにこの日は青菜炒めとニンジンのソムタムと一緒に食べました。
なんとまったく肉が入っていない夕食!
でもどれも美味しかった~

過去ブログ




2014年7月15日火曜日

ホッケンミー(シンガポールのエビ焼きそば)


シンガポールで食べた海老焼きそば”ホッケンミー”を再現したくて
ネットでレシピをいろいろ見ながら作ってた!

パッタイミーゴレンなんかと比べると、
意外と手間かかるなコレ…という印象(汗

味つけもシンプルが故にごまかしがきかないなと痛感(笑
本場で食べた味までは再現できませんでしたが、

コレはコレでおいしいアジアン焼きそばになったので、
レシピを残しておきます!


■ホッケンミー
[材料]
卵麺 1玉
ビーフン 半玉
エビ 3尾
イカ 数切れ
油揚げ 1/2枚
溶き卵 1コ分
もやし 一掴み
ニラ 一掴み
エビミソ 小さじ1
鶏ガラスープ 1カップ
醤油 小さじ1
塩コショウ 適量
ライム 一切れ
パクチー お好みで
サンバル お好みで

[プロトコル]
↓麺は2種類(卵麺とビーフン)を混ぜます。
 ビーフンは戻しておきます
麺は2種類混ぜる
↓鍋で殻をむいたエビ、短冊切りのイカ、短冊切りの油揚げを炒める
具を炒める
↓火が通ったら、溶き卵をいれる
溶き卵をいれる
↓エビミソ、鶏ガラスープをいれ、醤油、塩コショウで味つけ
鶏ガラスープを加え
↓麺を加えて、水分が飛ぶまで炒める
麺を炒める
↓もやしとニラを加え、軽く火を通して完成
ニラ、もやしを投入
↓最後にパクチー、ライムとサンバルを添えて

ちなみにサンバルはインドネシアの辛い調味料です。
お好みでどうぞ!!

鶏ガラスープが多いと、麺が伸びてしまうので、注意です。
卵麺とビーフンという2種類の麺が混在している食感はとてもオモシロイ!!

もう少し味が改良できる気がするので、またアップデートしたいと思います!






2014年7月7日月曜日

ラープ・ムー


最近は更新頻度が落ち切っています、アジアン男子飯です。

よく考えたら50レシピくらいになってました。
これくらいくると、新しいレシピになかなかチャレンジ
しなくなってしまうものですね。

だっておいしくて気に入ったものをついついヘビロテしてしまうので、
レシピ開拓を忘れてしまいます。

もう一つ、アジア料理屋にいっても、どの料理を食べても
味が”想像の範囲内”になってしまって、
あまり新しい味との出会いがなくなってしまうのも悩み・・・


今夜は久々、新メニューにトライです!


”ラープ・ムー”


タイ東北部のひき肉料理、僕の中ではサラダ的な立ち位置なんですが、
そういう認識で正しいんですかね?
サッパリ系です。

タイ料理屋で食べたときも、あまり印象に残ってなかった
(がゆえにトライしてなかった)んですが、
手前味噌ですが、自分で作ったら、

まぁおいしいじゃないか?!今までなんでやらなかったのだ?!

と後悔(笑)

決め手はハーブと煎り米!!


■ラープ・ムー
[材料]
豚ひき肉 250g
米 大さじ1
玉ねぎ 半玉
パクチー 適量
ミント 適量

●タレ
ナンプラー 大さじ2
ライム汁 大さじ1
砂糖 大さじ1
とうがらし 2~3本(こまかく刻んで)


[プロトコル]
↓まず米をフライパンで炒る。茶色く色づくまで。
米を炒る
↓炒った米はすり鉢などで、粗めに潰す
煎り米をすりつぶす
↓ひき肉を炒めて、色が白くなってきたら、火をとめる
↓薄切りした玉ねぎを余熱の残ったフライパンに加え、タレも入れてあえる
玉ねぎをあえる
↓最後にパクチーとミントをちぎってトッピング、煎り米も上からかけて完成



豚ひき肉のうまみと、ナンプラーのタレの塩味・甘味・酸味
ハーブのさっぱり感と、煎り米の香ばしさが
見事に入り混じっていて

最高ですっ!!



今夜はカオソーイ(レシピはこちらをクリック)と合わせていただきました。
タイの北部料理セットです!

ぜひやってみて!